2015年02月27日

3月1日はかんからの13周年を祝います 其のー2

3月1日(日)はかんから・カンの13周年、アニバーサリーつまりお祝いを致します。中学生以上2000円にて飲み放題、料理もかんからの料理人達が試行錯誤のすえ、かなりのボリュームの料理をご提供できると思います。お時間の都合できるかたはぜひかんからにお越しください。楽しい時間を皆で過ごしたいと思います。13年か、長いようでアッという間に13年たったような気もいたします。今の長女が2歳、長男が0歳、誕生して2か月。どうやって開店を迎えたか全く記憶に無く、おそらくパニックの日々だったと思う。ボクは居酒屋へバイトさえしたこともない全くのど素人、そんな奴が公庫から4500万円の融資を受け居酒屋を始めたのだから周りはどんな目で見ていたのだろうか。同級生、設計仲間達はーなんとボクは居酒屋を始める前は設計事務所を構えていたー半年、1年持てばいいと今になって誰彼となく言う。確かに無謀な冒険、挑戦だったと今になって総毛立つ。しかしオヤジにガンが発覚し「余命3年」と宣告されたときにはこのまま設計事務所を継続していては「上原家」に未来はないと確信した。そして悩みに悩み、考えに考えたすえ両親を説得、二人が血のにじむ思いで買った土地と家を担保に入れてもらいこの事業は始まったのである。昨年、2階の事務所の引き出しを整理していたら偶然に1枚の写真が目に入る。その悩んでいたときの写真である、ボクはやつれ果て頭をたれ床に視線を落とし、後ろではやっと歩き始めた長女が写った古い写真である。かんからの原点を見た思いがしてその写真は額に入れかんからのカウンターに大切に置いてある。あのときの決断が今では上原家、実家の、そしてボクたち家族の希望の光となったのである。今頃設計事務所を掲げていたらとおもうと・・・ぞーとする。どうなっていたのだろうか、想像すらできない。かんからの土地の神様この土地に住まわせ、生活させ、商売させていただきありがとうございます。ありがとうございます。



Posted by かんから・カン 店長 at 11:20│Comments(1)
この記事へのコメント
武二、お疲れ様です。ご無沙汰しています。秀樹です。そんな事情があったとは知りませんでした。6月の会には、参加する予定です。感謝☆玉城秀樹
Posted by 玉城秀樹 at 2015年03月20日 17:28
 
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