かんから・カン

　つまりこの仕事（経営者だから可能でしょうが）のいい所は朝自由な時間が十分取れること。
３年前２人の子にちゃりんこを買ってあげた夏休みに毎日（下の子は私のちゃりんこの上に乗せ）公園を散策、遠い所だと瀬長島や空港（１時間位）まで行っていたこともある。
　ある日公園の住人化した兄さんに（ホームレス）呼び止められ「兄さん、仕事はやっているのか、家はあるのか、俺達みたいにホームレスになったらいけないよ」とやさしい言葉をかけられた。私は吹き出したくなるのをこらえ「心配いらないよ」と言って別れたものである。
その位毎日ちゃりんこを乗っていた。最近は下の子（５才の女の子）が少し心配そうに「お父さん、来年からは一人でさんぽしないといけないネ。あたし幼稚園に行かないといけないから。」と言ってくれる。
子供と自由に遊べる時間が取れるのが夜の商売である。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2009年12月27日　かんから店主