かんから・カン

　自分がやりたい事、夢を持てる仕事が出来ないという「国」が存在するのを生まれて初めて目にした事、これが私の人生を変えた出来事だったのです。私達日本には幸いにして「カースト制度」がなく自分がやりたい事が何でもできるのです。
後は自分がどれだけ頑張る＝努力するかによって人生が決定される。
　私はインドへ行く前に「象設計集団」をいう設計事務所へ入りたかった。何度電話しようと思ったかしかし彼等は有名私立大出身のメンバーだらけ。高卒の私等到底見向きもされないのではないかと自分で思ってしまっていたのです。そうです「コンプレックスの固まり」だったのですインドへ行く前は。しかし東京へ戻って遂に私は、憧れの象設計集団へ電話を入れたのです。もし、私がインドへ行かねば今の人生有り得ずそして、象のボス達、スタッフに会うことが無ければ今の私も無かったと思う。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010年　１月8日　かんから店主