2010年02月06日

兄の悲しいまでのプライド

 兄がどうして精神に異常をきたしたのか(その頃僕は東京にいたので)原因は分からないが、一つだけ分かるのは好きな女性がいて彼女にふられた事も原因ではなかったかと思う。
兄に振り回されていた時に一度だけその彼女の職場へ連れて行かれた事があった。その人はお店の売り場を担当していたのだが兄を避けているのが見え見えだったが兄は他のお客様に対してもあからさまに「自分の彼女」というように振る舞う。
あれ以上の屈辱と兄の哀れさと悲しさはなかった。
帰り際にその女性から「もう連れてこないで」と僕に激怒された。おそらく、だいぶ前に2人の関係は終わっていたのだろう。
しかし兄は僕に対し「自分には彼女がいる」ことを見せたかったのだと思った。何に対しても僕にライバル意識を持つ兄が可哀相で、切なくなった。「もっと自分をさらけ出し内に閉じ込めなければいいのに・・・兄貴」と言いたかった。
 しかし、全ては遅かった。



Posted by かんから・カン 店長 at 10:00│Comments(0)
 
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