かんから・カン

　そして、あのような　「食べ放題」　という飽食なイベントはやるべきではない。疲れてしまった。
前にも書いたように一ヶ所でとんでもない量が注文され、お客様の品格が露骨に見えてしまい、あきれてしまった。
カウンターのお客様は、料理人達が料理の注文に追いまくられているのが分かるのだが別室のお客様には解ってもらえない。
見えないものだから、「料理が来ない」　と何度も僕の方へ押し寄せてくる。
これはホール係りも機転をきかせてもらいたかったのだが、彼等も初めての体験なのだ。
あまりにも、数箇所にだけ料理が片寄ってしまった。
そしてもう一つ、「マグロ」　を味わって食してくれたかである。「新鮮でおいしい」　と言う前に、テーブルには残り物がかなり放置されていた。つまりもう少し品良く食してくれたらよかったものの・・・・。
そして、あれだけ食べておきながら支払いをする時に嫌な顔をする。高いのだろうか。不安がよぎってしまう。
ああー、もう二度と　「食べ放題」　というイベントはやるべきではないと思った。
食材に対して失礼な事をしてしまったと痛感した。　　　マグロさん、ごめんなさい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010年8月21日（土）晴れ