2010年10月04日

Road  To  かんから  No-160

「このいびつな敷地によくぞこのような建物を建てた」と、以前の状況を知る人からはよく言われることだが、ボクが「居酒屋」をこの敷地に開きたいことを相談に持ちかけると100パーセント「NO]の答えだった。一番の反対理由は「こんな奥まったところに誰が来るか」には正直驚き、首をひねるだけだった。このような「アプローチ」を持つ居酒屋はそんなにあるものでもない、ーしいて挙げれば「高級料亭」のイメージかーボクは今でもこの路地を歩くたびにチムワクワクするー贅沢な入り口ではある。設計の段階からこの「路地」をどのように演出しようか?が悩みどころだった。しかし、緑で覆われた頂は時が経てばたつほど味わいが深くなってくる。現在は一本の「ベンジャミン」の木が枝を伸ばし、この路地を覆いつつある。信じられないでしょう?信じられない御仁
は見学にお越しください。この路地を確保するための苦労も色々あったから余計に愛着がある。来年の2月で「かんから」は9年を迎えるのだが、仮に、もし今ここに「このような建物」を建てようとしても不可能であろう。何故なら今の「耐震構造」で許可を貰う事ができないと思う。これは専門家の声である、9年前だから出来た、イヤ9年前にしか出来なかったのである。かんからは「奇跡」に包まれた、「運」の強い「居酒屋」だとしみじみと感じる。そして何よりも子供たちを「4人」も授かった事(カミさんの力、協力の方が大きいが)である。おそらく「設計事務所」のままだと1人だけ・・・この子供たちにも感謝したい。


                      2010年10月4日(月)晴れAM9:53



Posted by かんから・カン 店長 at 09:56│Comments(0)
 
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