2011年12月06日

他人事ではあるのですが 

少し気にかかることがあるのでそれを書きたいと思う。先日近所の男性がお亡くなりになった。こういう商売上新聞の告別式の案内は必ず目を通すことにしているのだがそれを見て愕然とした。喪主は彼の母親であり何と彼が一人息子もしくは最後に残された子供であった。その男性が65歳、母親が89歳の高齢である。その母親は一人とり残されたのである。基本的にあそこの世界に逝くのは年功序列が最適であろう。常識的に子供が親よりも先に逝くことが一番の親不孝だと言われる所以でもある。しかし今回の場合心打たれるのはどちらが先に逝くような問題ではないことである。お二人とも高齢であり誰かが一人になっても生きていく気力が残されているかであろう。後日その亡くなった男性を知ることができ余計に悲しみが倍加してしまった。週に一度息子のほうが母親を支えながら病院へ行くのを目にしていたからである。そして、彼とは一度も声をかけることは無かったのだが腰を折り挨拶だけは交わしていた。その息子が母親の前で倒れそのまま帰らぬ人となったという。その後母親の姿を見かけることは無い。ぼくのアパートの3階のベランダからは彼らの家が見えるのだが息子さんがお母さんを両手で支えながら車へ連れて行く光景が未だに焼きついている。そして奥の駐車場には彼の愛車「クラウン」が未だ置かれたままである。



Posted by かんから・カン 店長 at 11:49│Comments(0)
 
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