かんから・カン

今日の朝のワイドショウを観て久々に感動した。元総理の「原発を即時に停止」という言葉にである。紙上にも記事が載っていたので多くの人が目にしたことだろう。ただTVの自称政治評論化が「即原発を停止することはこの日本の経済にとっていかがなものだろうか」と発言したことに怒りと大企業の回し者かとの疑問とまたしてもかとの彼らの横暴な無知を嘆く。小泉純一郎の言う「直ちに停止」というのはこれだけ危機的な状況にあるということなのであろう。皆が今日からでも原発を停止していくという姿勢を見せれば日本人の英知と技術を持ってしまえば代替電力なんて造ることは可能なのである。誰も一年や三年で可能とは思っていない。やるという明確な姿勢、行動が今必須なのである。これは理屈ではなく直感的な「勘」の問題であろう。評論家や自民党のー良心的党員は別としてー政治家が「日本国の経済に大きな痛手を与える」と喚いても誰の目に見ても彼らの言い分が的を得てないことが見え見えなのである。「日本国民のためにも」と彼らがほざく自体がまさに嘘偽りなのだから。福島の問題１つ観ても明らかなのに。本当に国民のために彼らに動いてもらいたいものである。ああー彼らのことを書くたびに怒りが爆発してしまう．書くだけ無駄なのだろうかとこの国の未来を安否する。しかし、小泉氏がフィンランドの使用済み核廃棄物の処理施設で「１０万年間地下深くとどめて置く」ということをどのような文字で記すべきか彼らが悩んでいるということにはいかにﾌﾟﾙトニュウムが恐ろしいものか、人類の存亡に危機的なものか改めて思い知らされた。果たしてわれわれ人類は１０万年後まで存在しているのだろうか、まさに神のみぞ知るである。