2014年04月21日
料理の世界とは? 其のー2
料理人の不摂生をブログに何度書いたことであろうか、しかし沖縄では料理人だけでなくお酒で身を滅ぼした先輩後輩を何人も見てきたので一概に料理人だけが酒で身を滅ぼしたとは言えない。この沖縄人の独特な気質のせいか、それとも自分自身にものすごく甘いせいなのだろうか。何をかくそうボクの親父、兄貴、そして下の弟3人までが酒癖が悪く酒で身を滅ぼしたと言っても過言ではない。小学生の頃あまりにも酒癖の悪い親父をまじかで見て育った性だろうか、「大人になったら絶対に酒など飲まない」と布団に潜り込みながら誓ったのだが、親父より酒飲みになったようだ。しかしボクの酒は家族に、他人に迷惑などかけるような無様な飲み方はしないーたまさかにはあるだろうがー恥をさらけるような酒の飲み方はしない、できない。楽しい酒を明日に希望の持てる酒を飲みたいとつくづく思う。仕事がらかんからには色々なお客様がお見えになる。暗い顔でお酒を飲まれる方、一言も声をかけずらい渋顔で酒を飲まれる方、何のために居酒屋に来たのか意味不明なお客さんがおられる。もったいないと彼らを見ていると思う。人生一人で生きられるものではないのに頑なに自分を殻の中に閉じ込め心を開かない御仁がおられる。悲しいかな人生である。そして料理人がこのような酒の飲み方をするのが多いような気もする。けたたましく大笑いしながら楽しそうに幸せそうに酒を飲むのだが何か寂しげな影を漂わすのである。言葉では言わないが酒を飲むと人格が人生が見えてくるから「酒は怖い」ものでもある。しかし一生に飲めるお酒の量は皆同じと言う。ようは若いうちにたらふく飲み身を滅ぼすか、楽しい仲間達と楽しい時間を過ごす酒を飲むかであろうか。ボクが「象設計集団」にお世話になっていたときのお酒の会は本当に未来に溢れていた。おそらくあれからボクは酒が好きになったと思う。絶対そうだ。
Posted by かんから・カン 店長 at 13:15│Comments(0)